一戸建てとマンションの相場

自分自身が考えている予算によって購入できる住宅は変わってきます。
今回は一戸建てとマンションの相場から見る住宅の買いやすさを見ていきます。

・どちらか一方が絶対に「安い」はありえない
「一戸建ての方が安い」「マンションの方が安い」と簡単には分かれていません。
これは検討するエリアで大きく違いが出てきます。
駅から離れた住宅街であれば一戸建ての建築が多くみられます。
駅近エリアでは一戸建てが建築できる土地自体が少ないので、こういった住宅街では一戸建ては計画しやすいでしょう。
反対に駅近であればマンションの方が物件数も多く選択肢がひろがるので価格も含め検討しやすいでしょう。

・複数の分野から相場を知る
これから始めるにあたっては、どちらも「新築」というジャンルからお調べになる方が多いと思います。
もちろん「新築」分野も抑えておくべきですが、いわゆる「中古」物件もチェックしておきましょう。
築年数に対してのその物件の価値が見えてきます。
そのエリアごとの相場が見えてきます。
マンションにしても一戸建てにしてもそのエリアの需要がはっきりしています。
築年数が10年以上であっても価値が大幅には下がらない物件もあります。
これから検討を始めるにあたっての資金計画の目安をつけたり、将来的な資産価値もここで勉強できます。

・建物の坪数の相場
生活するにあたって家族構成や生活スタイルによって建物に必要な坪数も変わってきます。
マンション、一戸建て双方のボリュームの相場もチェックしておきましょう。

・広さと手入れのしやすさ
広さであれば一戸建てでしょう。
平均して80?以上は確保している傾向で100?以上も珍しくありません。
部屋数でいえば3LDK、4LDKあたりが多くみられます。
収納力も充実しています。
反対にマンションでは60?以上、80?前後が多い傾向にあります。
一戸建てに比べると規模としてはコンパクトにはなりますが、その分普段のお手入れやメンテンスといった面では効果を発揮します。
階段もないので導線のストレスは無いかもしれませんね。